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日別アーカイブ: 2018年8月31日

便利屋…不用品回収

おはようございます。

本日は不用品回収についてお話ししていこうかと思います。


不用品=ゴミみたいなイメージもあるかと思いますが、古物商許可証を持った業者からすると案外宝の山だったりもします。

お客様本人にとっては必要ないから捨てよう当たり前の行動です。ですがそのものの価値一回でも調べたことありますか?
現代はネット社会です捨てた物は戻ってきません。捨てる前・手放す前に物の価値を調べることも上手な処分のやり方だと思います。

『きちんとした捨て方』

不用品はきちんとした業者様に頼むと結構な費用が掛かりますし、回収だけをメインにする業者様は違法性の高い業者が多いです。
実際、ご自身でクリーンセンターに持ち込んだ場合はほとんどが無料(リサイクル家電以外)で処分が可能です。
それにプラスしてお話しすると、リサイクル家電はリサイクル法と言うだけに法です。特定の業者でしか回収が不可能です。
一般の方から物を回収するには、一般産業物許可書という免許が必要です。朝、生ごみなど回収している市から委託(認可)された業者様がその業者になります。
 
あまり気したことはないかと思いますが、毎回同じ業者がゴミの回収を行っているはずです。
それだけ一般産業廃棄物許可書を持った業者は少ないのが現状です。

本来は、一般産業廃棄物許可書を持った業者様に頼む事が正しいやり方です。

ですが、許可書を持った企業様はあまり一般の方からの回収は行っておりませんしご依頼されると分かると思いますが、行政と違い民間企業ですので結構な金額になります。
(人件費+運搬費用+処分費(リサイクル料金)+トラック代)と結構かかります。

なかには、古物商許可で回収を行ってる業者様もいらっしゃいます。
基本は買取がメインですが中に買い取れる物と買い取れない物も御座います。
買取に関しましては現金でやり取りできますが、買い取れない物に関しては買い取った金額から処分品を差し引いた金額と言う事で処分は可能です。

出張買取のリサイクルショップみたいなものですね。

それ以外で、不用品回収を行っている業者様に関しては違法の可能性も御座います。
先程もお話ししましたがリサイクル法は法律です。
違法業者に委託した方も罰せられます。それだけ重大な罪だと言う事です。

基本は一般産業廃棄物を持った業社か、リサイクルショップ又は古物商許可を持った業者にで買い取ってもらった後に、ご自身でクリーンセンターに持ち込む方法が良いのかと考えます。

とは言え一人では運び出せない荷物や冷蔵庫、ご年配の方も多くいらゃいます。

こういった時に必要なのが便利屋です。
二階らか荷物を下ろし、一階に準備してある車に積み込む時に便利屋が力を発揮します。

あくまで積み込むだけで便利屋は廃棄物許可書がないので処分は出来ません。ですがレンタカーをご自身で借りて頂き、そこに積むお手伝いは出来ます。
クリーンセンターに持ち込んでしまえば大きい荷物の場合、職委員の方が手伝ってくれます。

ご自身で軽トラックをレンタルして、便利屋さんに手伝ってもらうこれが一番お値打ちかもしれませんね。

不用品回収は考え出すと難しいところも沢山あります。
解釈の違いで違法にもなります…(不透明な部分多くの存在するようにも思います。グレーですね)

違法業者に不用品回収を頼まれたお客様で領収書を見ると、但し書きに不用品回収と書いてある業者は少ないと思います証拠が残りますしね。
但し書き多いのが、片付け代や清掃代、運搬費です。

ただし、運搬費に関しましては許可書をお持ちの方がですと問題ございません。
これだけとっても不用品回収は解釈を間違えてしまうと自分までも罰せられます。

一つ言えることは一般家庭から荷物を持ち出せ回収できるのは一般産業廃棄物許可を受けた特定の業者に限ります。
許可のない業者が運ぶ事すら出来ないと言う事です。

話が長くなりました。

今日はこの辺にしておきます。

ちなみに産業廃棄物と一般産業廃棄物は違います。

産業廃棄物は事業ごみ回収運搬です。いわゆる企業ゴミです。
一般産業廃棄物は家庭ごみです。

産業廃棄物では家庭ゴミは回収できませんのでご注意ください。

弊社でも未だに不用品回収は勉強中です。